京都で大人の夜祭! 映画村で楽しむ「太秦江戸酒場」

東映太秦映画村をご存知ですか?時代劇の撮影場所であるとともに、忍者屋敷などのアトラクションのあるアミューズメントパークです。また最近はアニメやキャラクターとのコラボを積極的にされているので有名ですよね!
わたしにとっては小さな頃に見た、池の中から怪獣が顔を出すアトラクションのイメージが強いです。先日はすみっコぐらしのコラボイベントにも参加しました!

さて、2023年11月25日(土)・26日(日)に「太秦江戸酒場」という面白そうなイベントあると聞きつけましたので、ぜひご紹介したいと思います。

水中から顔を出すなつかしの怪獣

東映太秦映画村とは

東映太秦映画村は、映画やテレビの撮影を見学し、オープンセットやイベント、アトラクションを通じて楽しめるテーマパークです。村内には江戸の町が再現されていて、実際のテレビや映画の撮影も行われます。殺陣や忍者ショーが見られる「和」の空間ですが、入り口にはずらりと並ぶ特撮ヒーローが圧巻なんですよ。

エヴァンゲリオン京都基地

「エヴァンゲリオン京都基地」などの施設もあり、様々な魅力を持つ華やかなエンターテインメント空間なんです!特に「史上最恐のお化け屋敷」は修学旅行の学生に大人気で行列ができています。すごいですね。

「京都太秦美空ひばり座」や「映画文化館」など懐かしい時代をふりかえる施設もあり、もちろん年配の方も楽しめますよ。

お土産には十手や小判など時代劇の世界を感じられるものから、歴史にちなんだ面白いグッズも豊富にあります。個人的には「新選グミ」がおすすめ!お土産選びも楽しめますね。

京都の映画の歴史

実は、京都は映画のまちなんです!

万国博覧会の視察と商用でパリを訪れた稲畑勝太郎が、リュミエール兄弟の映画(シネマトグラフ)の発明を知り、機材と興行権を購入し、明治30年に元立誠小学校の中庭で試写実験が行われました。
大正元年には日本活動写真株式会社(日活)が創設され、大正10年には牧野省三がマキノ教育映画製作所を設立し、等持院の境内にスタジオを構えます。

撮影プロダクションも林立し、昭和10年以後は映画業界が最盛期を迎えます。
各社の撮影所が集中した太秦は「日本のハリウッド」と呼ばれました。
その後、テレビの普及によって映画産業は衰退していき、撮影所も閉鎖されていきました。
昭和50年、東映株式会社が撮影所を活用して映画の制作過程を公開展示するテーマパークを開設したのが「東映太秦映画村」です。

江戸酒場の魅力をインタビュー

太秦江戸酒場は日本文化を楽しみながらお酒を飲めるイベントです。今年は久しぶりの開催。東映太秦映画村が全力でお送りする「太秦江戸酒場」の魅力をスタッフの長野さんに教えてもらいました!

KLK 太秦江戸酒場は大人向けのイベントなんですね?

長野「そうなんです。映画村といえばお子様を連れてくる場所、というイメージを持たれている方も多いのですが、大人も楽しめるところだというのを知っていただきたくて太秦江戸酒場を開催いたしました。」

KLK 太秦江戸酒場はどんな内容ですか?

長野「京都の伝統芸能を楽しみながら、利き酒をしたり京都の名店の肴を召し上がっていただけます。特別メニューを出してくださるお店もあり、とても豪華なイベントになっています。浪人BARや丁半BARなど江戸時代にタイムスリップしたような映画村らしいものもあります。」

KLK 映画村を夜に歩くのは始めてですが、すごくカッコ良いですね。ここでお酒が飲めるんですか!

長野「少し怖いくらい雰囲気がありますよね。イベント当日は暖かい明かりも灯って素敵な光景になると思います。」

夜の映画村
明かりが灯ったようす

KLK 伝統芸能のイベントはどんな方が参加されるんですか?

長野「『花見酒Bar』では華道家の藤井先生と、華道男子グループの『IKENOBOYS』がいけばなを披露されます。『大奥Bar』では大西常商店さんや東映の役者から、美しい仕草を学び教養を磨いていただけます。観月能では猩々や八島が演じられ、西陣織の若手作家さんの展示やファッションショー(26日のみ)もあります。『伝統文化お披露目行列』では25日は花嫁行列、26日は『狐の嫁入り』を観ることもできますよ。」

KLK 長野さんはかなりお若く見えるのですが、イベントの様々な仕事をされているんですね。

長野「はい。入社2年目ですが、わたしともう一人の若手でイベントの中心的な仕事を任せてもらいました。責任重大ですが会社の皆にも協力してもらって頑張っています。多くの方に太秦江戸酒場を知ってもらい、大人の映画村を体験してもらいたいです!」

KLK 長野さんの熱い意気込みが伝わってきます!わたしも当日が楽しみです。本日は有難うございました!!

おわりに

映画村は子どもが一番楽しめる施設だと思っていたのですが、今回の太秦江戸酒場のように「京都の本物を楽しむ!」というイベントがあるのは良いですね。わたしも当日が楽しみです。日々進化していく映画村の様々な魅力を、ぜひ味わってくださいね。

太秦江戸酒場 〜秋の宵・村の祝祭〜|UZUMASA EDO SAKABA
もみじの錦をまとい、古都がひときわ美しくなる季節、時代劇の聖地・太秦映画村によみがえる、あの伝説の夜その名も「太秦 江戸酒場」。今年は「秋の宵・村の祝祭」がテーマ。さぁ、お気に入りの着物に着替えたら、はるかな時をこえて江戸時代の京都へと旅してみませんか?

2023年11月25(土)、26日(日)18時~21時 東映太秦映画村にて開催

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この記事を書いたライター

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