「竹屋」四代目の利田さん。ちょっと珍しい職業、竹屋さんの職業観。
京都で銘竹問屋を営む利田淳司さん。
竹屋ってなに?竹が売れるの?
“伝えたい京都知りたい京都”編集部スタッフが「竹屋について教えてください!」と突撃取材。
やっぱギターかな(笑)。
仕事とは全く関係のない事に夢中になる時間があることが、仕事にもフィードバックされてるように思いますよ。
それからいまは茶室の勉強をしています。
3年ほど前から、茶室建築に特化した講座に通っているのですが、若いころわからなかったこと、自信をもって言えなかったことが言えるようになった。
茶道でないところがミソ
ちょっときれいにまとまりすぎなので人間臭い話はないですか?
「買ってやろう」という客にはこちらも「売ってあげよう」というスタンスで臨んでいます。竹屋の矜持でしょうか。
人間臭いかどうかわかりませんが、こんな仕事をしているとやっぱりよくケガをします。
竹のソゲが刺さったり、指先を切ったりはいつものことです。
刺さったソゲはこのナイフで自分で応急処置してしてしまいます。
あとは、ベルトサンダーという研磨機があるのですが、こいつがひっかかって、手が研磨されちゃって…。
流石にその日に、近くの病院に行ったら、どうして怪我したのか説明するじゃないですか。まずベルトサンダーの説明からしなきゃいけないんです。
病院に行くたびに、毎回、その日の担当のお医者さんからも「ベルトサンダーってどんな機械ですか?」と興味津々で聞かれました。(笑)
竹屋さん実演!職人芸の数々
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確かに、利田さんの手には真新しい傷が。