洛中の死角!上京区スタバゼロの謎 ~スターバックスの出店から読みとる京都の町並み~
京都五花街で最も古くからあるのがココ上七軒。提灯に明かりが点る夕暮れ時には、一風変わった妖艶なスタバを見せてくれそう。
こうしてみると、ロケーション的には文句なしですよね。たしかに採算ベースは合わないかもしれません。でも、上質の佇まいを持つ上京区は、スタバが掲げるサードプレイス、すなわち「家でも職場でもない、飛びきり居心地のよい場所」として極上の地といえます。スタバブランドの広告塔として位置づければ、その意味は大いにあるのではないでしょうか。スターバックスさん、ぜひご一考を!
関連する記事
吉川 哲史
祇園祭と西陣の街をこよなく愛する生粋の京都人。
日本語検定一級、漢検(日本漢字能力検定)準一級を
取得した目的は、難解な都市・京都を
わかりやすく伝えるためだとか。
地元広告代理店での勤務経験を活かし、
JR東海ツアーの観光ガイドや同志社大学イベント講座、
企業向けの広告講座や「ひみつの京都案内」
などのゲスト講師に招かれることも。
得意ジャンルは歴史(特に戦国時代)と西陣エリア。
自称・元敏腕宅配ドライバーとして、
上京区の大路小路を知り尽くす。
夏になると祇園祭に想いを馳せるとともに、
祭の深奥さに迷宮をさまようのが恒例。
著書
「西陣がわかれば日本がわかる」
「戦国時代がわかれば京都がわかる」
サンケイデザイン㈱専務取締役
|八坂神社中御座 三若神輿会 幹事 / (一社)日本ペンクラブ会員|戦国/西陣/祇園祭/紅葉/パン/スタバ
アクセスランキング
人気のある記事ランキング