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女の子の名前と花
「赤ちゃんの名前_女の子部門_年間1位を獲得した回数_平成30年間まとめてランキング」というのを明治安田生命が発表していました。それによると30年間の1位は「美咲ちゃん」で2位が「陽菜ちゃん」、3位が「桜ちゃん・葵ちゃん」でした。上位はいずれもも「咲・菜・桜・葵」といった花や植物に関わる文字が入っていますね。他にも「花・華・莉・芽・葉・杏」など植物系の文字が多く使われています。親御さんにとっては「芽をだし、花を咲かせ、実りある人生を歩んでほしい…」そんな想いがあるのでしょうね。
さて全体で3位の「桜」ちゃんは、平成中期(H11~20年)が人気のピークで、1位3回をを含むTOP3の常連でした。私なりにその理由を考えてみたところ、この時期にさくらソングが続々とブレイクしていたことが思い出されました。桜坂/福山雅治(H12年)、サクラドロップス/宇多田ヒカル(H14年)、さくら/森山直太朗(H15年)、さくら/ケツメイシ(H17年)、SAKURA/いきものがたり(H18年)などメガヒット百花繚乱の時代です。さくらソングに心癒されたパパママたちが我が子への希望を桜に託したのかもしれませんね。
「咲う」と書いて何と読む?
先にグダグダとウンチクをたれようかと思いましたが、いきなり正解を発表します。「咲う」と書いて「わら‐う」って読みます。「咲」は「笑」の旧字体なのでした。たしかに花が咲いている姿って笑っているようにも見えますよね。女優・武井咲さんの名前を「えみ=笑み」と読むのもナットクです。女の子の名前に「咲」の字が多いのは「美しい花を咲かせ、笑みの絶えない人生を」という願いが込められているんでしょうね。「咲良」と書いて「さくら」と読むまさしくサクラサクの名前もランキングでは常に上位に入っています。ちなみに「美咲ちゃん」はH3年から堂々6連覇を達成した平成を象徴する女の子ネームでした。
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森山直太朗「さくら」の意外なイメージ
桜シーズンになるとよく耳にはいってくる曲が森山直太朗さんの「さくら」。私も大好きな曲です。さて、とあるテレビ番組で、別れを描いたこの曲に「どんな場面をイメージしますか」っていう街角インタビューをやっていました。予想通り「卒業」「旅立ち」「転居」などが多かったなかで、衝撃の回答がありしまた。なんと「戦争中」をイメージした人がいたのです。神風特攻隊、つまり生きては帰ってこられない戦いに臨む戦友との今生の別れを惜しむシーンを思い浮かべたそうです。そういえば「同期の桜」って有名な軍歌もありましたよね。こんな重すぎるシーンでも桜が想起されるほど、日本人の心に桜は深く根付いているのです。
(本文:編集部寺谷)(コラム:編集部吉川哲史)
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