13 あずまや(東屋)

野外演奏場の小道をはさんで北側にあずまや(東屋)があり、市民の語らいの休息の場である。
8月16日夜の送り火には鳥居を除いて全ての遠望が見られ、あずまや
周辺は多くの人でごった返す。

 

14 記念碑

頂上への小道とあずまや(東屋)との間に記念碑が建立された。
大徳寺総見院が菩提寺である侯爵近衛文麿の書である。紫野地域一帯の土地区画整理が行われたことを記念する石碑である。

 

15 船岡山城の土塁・空堀跡

頂上へ行く小道の三差路の建勲神社裏の森林に船岡山城の土塁・空堀跡が見られる。建勲神社裏の神域は朱色の玉垣で囲まれ、土塁・空堀を覗き見ることができる。

 

16 宝篋印塔と地蔵群

船岡山に残された墓塔・供養塔を集め礼拝供養した。罪が消え、災害から免れ、死後は極楽浄土へ生まれ変わる功徳があると言われた。

 

17 旧国旗掲揚台

宝篋印塔横の頂上への小道途中に旧国旗掲揚台が建てられた。搭の後ろに国旗を挿し組む溝跡が残る。
祭日や記念日には船岡山山上には国旗がはためいていた。

 

18 円盤の市内の案内板

頂上の磐座(いわくら)北側に花崗岩の台座に円盤の案内板がある。
京都駅、東寺、清水寺、大大文字山などが読み取れるが、円盤が摩滅しつつあり全体的に読み取りにくい。

 

19 頂上近くのあずまや(東屋)

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この記事を書いたKLKライター

自称まちの歴史愛好家
橋本 楯夫

 
昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
得意分野は「怖い話」。
全国連合退職校長会近畿地区協議会会長。

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昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
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