あとがき

京都市には大よそ880の神社が、また1700の寺院がある。貴重な文化財も数多くあり、三方山で囲まれた狭い盆地に寺院の総本山、大本山、本山が多く存在している。
数々の寺院を訪れて見ると、その空間は丁寧に掃除され、建物が磨かれ、お庭も見事である。戦国武将たちは天皇の御所のある都に、挙って戦闘用の城郭を築かなかったのである。多くの寺院が臨時の宿泊施設となり、その財力を寄進して、菩提寺にしていったと考えられる。戦国武将のおき土産である塔頭を大切に守っていきたい。

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この記事を書いたKLKライター

自称まちの歴史愛好家
橋本 楯夫

 
昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
得意分野は「怖い話」。
全国連合退職校長会近畿地区協議会会長。

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橋本 楯夫

 
昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
得意分野は「怖い話」。
全国連合退職校長会近畿地区協議会会長。

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