京料理 美濃吉 京小箱

京料理 美濃吉 京小箱

お弁当の一つは、京都駅ビルにあるジェイアール京都伊勢丹の地下で購入した、京都の老舗割烹「京料理 美濃吉」の「京小箱」、京都のお花見の為に奮発しましたという意気込みのあらわれである。一品一品どのおかずも繊細でゆっくり時間をかけて花見の時間を楽しむのにとても適したお弁当であった。季節毎に内容が変わるということなので、今度は秋にでも売り場を覗いてみようかと思ってまた楽しみが増える。

もう一つのお弁当は、京都太秦映画村の役者さんやスタッフさん達のロケ弁当として親しまれた、「穂久彩 太秦」の「ロケ弁当」である。
シンプルなお弁当に見えるが、その素朴なおかずには手間がかかっていることがうかがえる絶品のお弁当であった。

穂久彩 太秦ロケ弁当

穂久彩 太秦ロケ弁当

絶品のお弁当を二つと園内の桜を堪能したのだが、動物園の住人である動物達もおのおの桜の季節を楽しんでいるようだった。
帰り際、推しアニマルである「タテガミヤマアラシ」の「フランク」を覗きにいくと、キャベツの器に盛られた花見弁当でお食事の最中だった。今日は大勢の来園者で大賑わいだったね。「フランク」は花見弁当に夢中。モグモグモグモグ。両手で口へ運ぶその姿に癒やされる。モグモグモグその咀嚼する口元は、なんともいえない可愛さがある。
今日は一日充実した京都市動物園のお花見であった。

タテガミヤマアラシのフランク、それはお花見弁当かな

タテガミヤマアラシのフランク、それはお花見弁当かな

動物園でワークショップ「野生動物学のすすめ2022」

四月九日土曜日。土、日曜日の二日間、園内で行われる「野生動物学のすすめ2022」ワークショップの一日目に参加するべく開園時間に合わせてやってきた。先日、お花見に来た時と同じくとても天気が良く、京都市動物園のある岡崎公園は朝早くから賑やかである。

ワークショップの出発地点は、レクチャールーム。事前予約した親子連れが何組も席に座っており、始まるのを楽しそうに待っていた。

いよいよ始まるワークショップ

いよいよ始まるワークショップ

ワークショップのスタートは、福井先生について園内で見られる野生の生き物の観察である。
普段、動物園に来て野生の生き物を意識することは少ないので新鮮な気持ちで先生のあとについて色々教えてもらった。参加した親子連れも熱心に先生に質問をしてメモをとっている姿も見受けられた。

アテンドするのは京都府立大学の福井 亘先生

アテンドするのは京都府立大学の福井 亘先生

動物園内に生えている草花を知る

野生の生き物観察ツアーの終着点は園内に作られた田んぼである。ここでは毎年米作りが行われている。
すでに刈入れも終わり、次の作付けまでのおやすみ期間に入っている田んぼ。
園内で野生の動物達を見たあとは京都府立植物園の職員さんによる、植物観察会である。

京都府立植物園の職員の平塚 健一さん(左)と津田 桂子さん(右)が子供達の質問に答える

京都府立植物園の職員の平塚 健一さん(左)と津田 桂子さん(右)が子供達の質問に答える

普段よく目にする雑草と言われる植物たちの多くには名前があり特徴がある。そんなことを教えてもらえるとても素敵な時間。参加した子供達は、色んな植物を見つけては京都府立植物園の職員さんに熱心に質問していた。
聞いたことをハンドブックに書き込む姿があちらこちらで見られた。

熱心にハンドブックに聞いたことをメモする様子

熱心にハンドブックに聞いたことをメモする様子

動物園のビオトープに住む生物を知る

植物の次は水の中の生物を観察しよう。田んぼの前に作られたビオトープでは、そこに生息する生きものを調べる為に特殊な採取キットをビオトープに投げ込んで水を採取していた。ロープを片手に採取用のキットを投げ込む動作に悪戦苦闘する子供達。すくい上げたその水に含まれる藻などをその度に小さな瓶に移し替える。
ここで野外活動は終了。採取した水を持って、レクチャールームへ。

京都市青少年科学センターの藤野 義人さんの指導でビオトープの水を採取する子供達

京都市青少年科学センターの藤野 義人さんの指導でビオトープの水を採取する子供達

先ほど採取したビオトープの水を電子顕微鏡で覗く体験が行われた。
大人からすれば、とても久しぶりに見るであろう「ミジンコ」や「ミドリムシ」が大スクリーンに映し出された、「ミジンコ」のあの独特な忙しない動きは懐かしさまで感じてしまう。
子供達に配られたスマホで見る簡易顕微鏡レンズで、それぞれでビオトープ内に生息している命を観察することが出来た。初めて見る子供達はミジンコのその動きにキャッキャと興奮。

このワークショップでは、「動物」、「植物」、「水生生物」と盛りだくさんで、普段気にもとめない生きものたちの存在を肌で感じる体験ができた。参加したどの親子もとても楽しそうにレクチャールームをあとにした。

電子顕微鏡で映し出されたビオトープの生きもの

電子顕微鏡で映し出されたビオトープの生きもの

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この記事を書いたKLKライター

動物園写真家
阪田 真一

兵庫県明石市在住

初めまして動物園 水族館 植物園 専門の撮影取材をしている動物園写真家(写真家/ライター)阪田真一です。
野生でない環境に暮らす彼らの表情や日常を始め、その飼育に関わる人や取り組みなどを取材しその魅力を伝えています。
@DIME(小学館)というWEBデジタルマガジンに、毎月『動物園』『水族館』の取材記事を掲載中。

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