『え~!?しかも150体ですか???』

大手筋『はじめサンタは30体くらいで、ちょっと化粧させたりサングラスかけさせたりして、小さいお子さんに楽しんでもらおうとしたんですね。「変装してるのを見つけたら飴ちゃんあげるよ~♪」みたいな。でも1回謎解きクイズをやったら大人もハマって反応がよかったんです。それでだんだん難易度が上がっていって(笑)大人向けと子供向けとかに問題を分けたりしています。』

謎解きイベント「サンタの挑戦状」のちらし

謎解きイベント「サンタの挑戦状」のちらし

(伏見大手筋商店街振興組合様提供)

『謎解きイベントまで?!!チラシから本気度が伝わってきますね。』

大手筋『この時期になると近所のご家族や、おじいちゃんおばあちゃんとお孫さんが商店街の上を見上げながら、写真撮って帰らはります。大人も子どもも楽しめますし、たくさんの人に来てほしいですね。毎年、12月頭にサンタが挑戦状を置いていくんですよ!だから12月初旬からクリスマスまでくらいの間に開催予定です。去年は超難問やったから、今年も楽しみですね。』

商店街の様々なところにサンタさんが出没します

商店街の様々なところにサンタさんが出没します

(伏見大手筋商店街振興組合様提供)

『大手筋商店街さんはすごく活気があると感じるのですが、なんでですか?』

大手筋『うちは古い店も大手の店もあってバランスがいいので、近所の人が使い勝手良いのではないでしょうか。この界隈は酒蔵もあるし、区役所もある。雨の日でも駅から濡れずに通れるから通勤通学の人通りもある、あとはこの地に徳川家康が「銀座」を置いていたという歴史的な経緯もあって銀行さんが多いです、都銀が3つあるのはすごいことかな。新しいお店も古いお店も個人のお店もあってバラバラなんですよね、商店街として行事ごとなどの取り組みをするのもだんだん難しくなってきています。そんなときにあの広告(冒頭の「サンタが異常発生するで大手筋 何でもあるで大手筋」の垂れ幕)なら全店に平等に効果があるのかと考えました。』

 

『あの垂れ幕にそんな想いが隠されてたんですね、感動して涙が出てきました…。クリスマス以外はどんな行事をされているんですか?』

大手筋『行事は地元のお客さんになんかおもろいなと思ってもらいたいと考えてやっています。コロナ前は、毎年夏に7つの商店街で合同の「夏の夜市」を同じ日に開催していました。何十年も続いているイベントで、大手筋商店街は伝統的にゲームをやっています。縁日の遊びの大型版!をお子様向けで。収益だけでなく、近所のご家族に楽しんで帰ってもらうのが目的です。
 
秋は近くの御香宮さんが1週間くらいかけてお祭りをやらはるんですが、花傘パレードがそのメインの1つです。これに商店街がコラボさせてもらって、多くのお客さんが集まって見てもらえる場として活用しています。売り上げを上げるためのものではなく、地域の人に商店街にきて楽しんでもらうためのイベントです。そういうものは続いていくんです。今年は7月29日(金)に地元の商店街と合同で開催予定、感染対策のため、皆さんの通行を確保できるくらいに混雑を減らせるようやり方を変えるつもりです。竜馬商店街や納屋町商店街は食べ歩きがメインなので、他の商店街も回ると大人も子供も楽しめます。』

コロナ前の「夏の夜市」イベントのようす

コロナ前の「夏の夜市」イベントのようす

(伏見大手筋商店街振興組合様提供)

コロナ前の花傘パレードのようす

コロナ前の花傘パレードのようす

(伏見大手筋商店街振興組合様提供)

『そもそも、大手筋商店街はいつごろできたんですか?』

大手筋『1923年(大正12年)大手筋繁栄会というのがお金を出し合って、一体感を出すために街路灯の「すずらん灯」を建てたのがスタートです。実は来年2023年で100年目!・・・こないだ気づいたんですけど(笑)「何年でしたか?」と言われて確認したら99年目でした、過ぎてなくてよかったです。まだ商店街の皆は気づいてないので今から広めます!!』

 

『無事に100年目をお祝いできそうでよかったです。最後に、観光客や地元以外の方へメッセージをお願いします。』

大手筋『特別すごいもんはないんですけど、古いとこも新しいとこもあり、どなたでも気軽に立ち寄ってもらいたいです。寺田屋や会津藩駐屯地跡、長州藩邸などの歴史スポットもあちこちにありますし、御香宮さんも豊臣と徳川両方の遺構が残っていて、それぞれが共存してたり。明治天皇陵もご縁が深いです。最寄り駅が「桃山御陵前」といいますが、明治天皇陵があるからなんですね。参拝のために人通りが増えたことが、この街の発展の一つのきっかけにもなっています。
いまは近隣にすごい数の飲食店が増えてきて、地元民でも把握しきれません(笑)昼は散歩して、夜はご飯食べて帰ってね。まあ、朝から来るほどの場所ではないかな~(大笑)』

 

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