②鉄道ジオラマ(本館2F)

オペレーターさんの解説付きで楽しめる鉄道ジオラマ。実物大ではないけれど、ここでは私鉄や貨物列車も同じ線路を走行する、夢の国が再現されています。精巧なジオラマで京都の街や鉄道の仕組みにも詳しくなれる、そして子鉄ちゃんも(おそらく)おとなしくしていられる、癒し空間です。鉄道に興味がなくても、ショーとして楽しめるのがおススメポイントです。

③自動改札機(本館2F)

ICカードが普及した今、切符を買って改札口を通ることも少なくなりました。子鉄ちゃんに切符の買い方を教える意味でも、改めて自動改札を通ってみませんか?京都鉄道博物館の自動改札は、切符を入れてから出てくるまで、どのような動きをしているか分かる優れもの。イコちゃんがお出迎えしてくれる、キラキラ輝くスケルトンの改札機、何度も通ってみたくなります。もちろん毎回切符を入れないと、通れません。

光るスケルトン改札機

光るスケルトン改札機

④SOSボタン(本館1F)

車内や踏切でSOSボタンを押すと、どんな音がするか、知っていますか?京都鉄道博物館には、踏切や車内のSOSボタンを押してみることができるスペースも。周辺には様々な車両の運転台が設置されていて、子鉄ちゃんはきっと運転席に夢中…。ちょっと時間を持て余したら、ぜひSOSボタンを押して、音を聞いてみてください。いざと言う時、慌てず操作できるかもしれません。

 

⑤懐かしい列車たち

子鉄が大人に絶対に勝てないもの、それはリアルな「乗ったことがある」「見たことがある」という経験です。鉄道に詳しくなくても、興味がなくても「あ、これ乗ったことある」のひとことで、圧倒的に優位に立てるのです。通勤通学で仕方なく乗っていた、田舎だからそれしか走っていなかった…。理由はともかく、切符や座席、とにかく知っている物があれば「あ、これ知ってる!」と言ってみてください。子鉄ちゃんに、ちょっとだけ尊敬してもらえる…かもしれません。


 

4 意外なイベントも

京都鉄道博物館では、これまで鉄道に関する様々なイベントが行われています。
中でも昨年開催された「銀河鉄道トワイライトコンサート2021」
こちらは鉄道ファンのテーマソングと言っても過言ではない、「銀河鉄道999」を、京都フィルハーモニー室内合奏団の生演奏をバックに、タケカワユキヒデさんの生歌で聴けるというだけでなく、本物のSLが999のように汽笛を鳴らして出発する、という贅沢極まりないコンサートでした。

そして今年2022年夏には、なんとスズキのバイク、隼とのコラボも決定しています。
鉄道博物館で、SLの写真が撮れるバイクのイベント、ということで、バイク好きの間でもSNSではすでに話題になっているようです。

 

終わりに

開館から6年、様々な企画で楽しませてくれる京都鉄道博物館。少しは魅力をお伝えできたでしょうか?まだ行ったことがない、という京都人のみなさんも、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。

Twitter Facebook

この記事を書いたKLKライター

ママ鉄ライター
寄田真生子

鉄道会社勤務経験あり。

ダイヤも時刻表も読める、ママ鉄ライター。

子鉄の息子との思い出作りも兼ねて、京都外在住者の目線で京都を楽しくご紹介します。

記事一覧
  

関連するキーワード

寄田真生子

鉄道会社勤務経験あり。

ダイヤも時刻表も読める、ママ鉄ライター。

子鉄の息子との思い出作りも兼ねて、京都外在住者の目線で京都を楽しくご紹介します。

|ママ鉄ライター|京都観光/鉄道/子連れ

アクセスランキング

人気のある記事ランキング