みなさんこんにちは。
今回は京都の玄関口京都駅前の、京都タワーホテルをご紹介したいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、京都タワーホテルとは、京都のシンボル京都タワーの下という抜群の立地を誇るホテル。
オフィシャルサイトでも
「京都タワーに泊まる。」
という、秀逸、かつそのまんまなコピーが目を引きます。

そんな京都タワーホテルは、なんと知る人ぞ知る(?)、コンセプトルーム(特定のテーマに沿ってデザインされた、一味違う雰囲気を持つお部屋のこと)の宝庫なんです。
今回はそんな京都タワーホテルのコンセプトルームの中から、京阪バスコンセプトルームをご紹介したいと思います。

 

京都タワーホテルの概要

え?京都タワーと京阪バス?確かにホテル目の前の京都駅にバスターミナルはあるけど、何の関係があるの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は京都タワーホテルの運営会社は京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社という、京阪電鉄を有する京阪ホールディングスのグループ会社。そのため、京阪グループの電車やバスのコンセプトルームを展開することができるんですね。

実際に京阪グループの
・京阪電車
・京阪バス

・叡山電車
・坂本ケーブル
・嵐電
(この3室は残念ながら2022年8月31日で終了)
のコンセプトルームがあり、

さらに昨年引退した京阪5000系のコンセプトルーム
・京阪電車トレインルーム5555号
には2023年1月31日までの期間限定で宿泊することができます。
このように京都タワーホテルは、乗り物好き、京阪好きにはたまらないホテルなんです。

 

京阪バスコンセプトルームにチェックイン!

さて、いよいよ私たちが宿泊した、京阪バスコンセプトルームのご紹介です。
まずはフロントでチェックインの手続き。このお部屋での滞在をとにかく楽しむため、当日はチェックイン開始の15:00早々に到着しました。さっそくホテル専用のエレベーターで8階へ向かいます。既にワクワクが止まらない子どもたちをなだめながら、チェックイン手続きをすませます。その際フロントの方から京都タワー展望台の入場券と、京阪バスのグッズをいただきました。ちなみにこの日いただいたのは、京阪バスのクリアファイルでした。手渡された時の子どもの嬉しそうな顔が忘れられません(笑)。ありがとうございます!

※残念ながら現在はグッズの配布は終了しています

本物のバスだ!

キーを受け取り、お部屋のドアを開けると、いきなりドア横の壁面に子どもの大好きなあれが!そう、本物の「次とまります」ボタンです。音は鳴りませんが、本物のボタンにいきなりテンションMAXな子どもたち。部屋の扉を開けたまま、ずーっとボタンを押し続けるのを追い立てながら、どうにか室内に入ります。やっとドアを閉めると、今度は正面に本物のバスの運転席が飛び込んできます。ホテルのツインルームに、普段では絶対に会うことができないであろうバスの運転席……。一瞬大人が固まっている隙に、子どもたちはすかさず猛ダッシュ。さっそく運転席の取り合いが始まって、到着早々大興奮で大きなハンドルを回しまくる子どもたち。予想していたこととは言え、あまりのはしゃぎっぷりに写真を撮ることも忘れてしまいました(笑)。
そこで子どもたちが運転席を取り合っている隙に、私はじっくり部屋の観察です。
よく見るとベッドカバーにも京阪マーク、デスクには古い京阪バスのミニカーが置かれていて、壁には実際に使われていた方向幕やバスの標識、京阪バスの写真などが飾られています。
さらには使えるICカードの種類など、京阪バスの車内と同じ表示が壁いっぱいにあり、部屋全体でリアルなバス気分が味わえます。

フォトスポットもばっちり!

フォトスポットもばっちり!

京阪バス、発車しま~す!

京阪バスルームのさらなる特典、それは、運転手さんの制服と制帽の貸し出しがあること(子ども用です)。早速フロントにお電話して持ってきていただきました。
座席に座って制服に着替えれば、京阪バスの運転手さんのできあがり!
そしてこの運転席の背面には本物同様、運転者氏名を記入するスペースもあり、自分の名前を書いて入れることができます。名前を書いたら本日のルートをスターフで確認。運行前点検を済ませて、運転席に戻り、シートベルトもしっかり締めて、運転席前のDVDを起動させると…なんと正面のモニターには実際の運転席からの見える景色が映し出されました。DVDにはドアの開閉やウィンカー、「次とまります」ボタンの音も入っているので、風景に合わせてボタンを操作してみると、めちゃくちゃリアル。運転席の奥を見てみると、なんと本物のバス停まであります。さらに運転席横の窓からは、京都駅のバスターミナルが一望できるので、まるで自分が運転してきたかのような雰囲気も味わえるんです。

もちろん運転席は本物=大人用なので、子どもだけが楽しめる、というわけではありません。私も初めてバスの運転席に座り、久しぶりにギアを操作して「運転」してみましたが、想像以上に楽しかったです(笑)。大人の方にもおススメですよ。

順番順番…

順番順番…

さらなるリアリティを追及するなら、運転席の後ろに、お部屋の椅子を移動させれば、リアルなお客さん体験も可能です。
本物を使ったものすごく贅沢なバスごっこで、一日中遊ぶことができますよ。

運転手さーん、安全運転でお願いしまーす!

運転手さーん、安全運転でお願いしまーす!

京都タワーも忘れずに

贅沢なバスごっこで遊んでいると、あっという間に日が暮れてきました。思わず時間を忘れて楽しんでしまいそうになりますが、ここは京都タワーの下。京都タワーに上らないのはもったいない!ということで、展望室へ。私も展望室に上るのは初めてだったので、京都タワーのガチャガチャをしたり、展望室からの景色を楽しんだりして、改めてここは京都駅前だと思い出しました。子どもは双眼鏡を覗いて「あ、新幹線が見える!」と騒いでいました。肉眼でも見えますけどね…。

限定の桜いろ、出るかな…?

限定の桜いろ、出るかな…?

Twitter Facebook

この記事を書いたKLKライター

ママ鉄ライター
寄田真生子

鉄道会社勤務経験あり。

ダイヤも時刻表も読める、ママ鉄ライター。

子鉄の息子との思い出作りも兼ねて、京都外在住者の目線で京都を楽しくご紹介します。

記事一覧
  

関連するキーワード

寄田真生子

鉄道会社勤務経験あり。

ダイヤも時刻表も読める、ママ鉄ライター。

子鉄の息子との思い出作りも兼ねて、京都外在住者の目線で京都を楽しくご紹介します。

|ママ鉄ライター|京都観光/鉄道/子連れ

アクセスランキング

人気のある記事ランキング