うるしを使って伝活

うるしは極度の乾燥には弱いのでご注意。私、以前に暖房が直接当たる場所にうっかり漆器をおいたままにして、うるしがひび割れ、粉々に剥がれた苦い思い出があります。
普段づかいしていれば乾燥の影響も少ないでしょうし、長く使わないものでしたら食器棚の隅に水の入った小さなコップを置いておけば、なお安心。

また、買ったばかりの漆器はうるし独特の香りが気になることもあります。そんな時はぬるま湯と柔らかいスポンジで洗って、直射日光が当たらない風通しの良い場所に置いておくと香りが取れてきます。

まずは気軽にお茶を楽しむ時に、漆器を使ってみてはいかがでしょう?
お客様にお茶を出す場面がありましたら、おせち料理に使うお重箱やお弁当箱などのふた付きのものにクッキーや焼菓子を入れてお出ししてみてください。皆さまの前でふたを開けた時、きっと場が盛り上がると思います!

秋のティータイムコーディネート

秋のティータイムコーディネート

参照文献
加藤 寛 監修. (2014). てのひら手帖 図解日本の漆工. 東京美術.
京都伝統工芸協議会. (2022). 京都伝統工芸協議会. 参照先: 京漆器.
京都府中丹広域振興局. (2022). 京都府. 参照先: 丹波漆.

工程や、加飾については蒔絵平野「まさこの漆」主宰 蒔絵師・平野雅子さんにご教授いただきました。
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この記事を書いたKLKライター

おきにのうつわ
食空間コーディネーター 工芸品ディレクター
三谷 靖代

京都生まれ。祖父の代まで染屋を営み、親戚一同“糸へん”の仕事にたずさわる環境で育ち、学生時代はファッションを学び、ウェディング業界へ就職。そこで出会ったテーブルコーディネートに感銘を受け、後に食空間コーディネーターとして起業。京都の伝統産業の産地支援や、五節句や年中行事など生活文化を次世代に伝える活動を行っています。京焼・清水焼の卸売をする夫と夫婦ユニット「おきにのうつわ」を結成して、京焼・清水焼の魅力の発信や講演、展示会プロデュース、また陶磁器以外の伝統産業品のPRや観光業とのコラボなども手がけています。近年スタートさせた「伝活」では実際に京都の伝統産業品を愛でたり、使っている様子をSNSで紹介。
特非)五節句文化アカデミア 理事

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京都生まれ。祖父の代まで染屋を営み、親戚一同“糸へん”の仕事にたずさわる環境で育ち、学生時代はファッションを学び、ウェディング業界へ就職。そこで出会ったテーブルコーディネートに感銘を受け、後に食空間コーディネーターとして起業。京都の伝統産業の産地支援や、五節句や年中行事など生活文化を次世代に伝える活動を行っています。京焼・清水焼の卸売をする夫と夫婦ユニット「おきにのうつわ」を結成して、京焼・清水焼の魅力の発信や講演、展示会プロデュース、また陶磁器以外の伝統産業品のPRや観光業とのコラボなども手がけています。近年スタートさせた「伝活」では実際に京都の伝統産業品を愛でたり、使っている様子をSNSで紹介。
特非)五節句文化アカデミア 理事

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食空間コーディネーター 工芸品ディレクター|うつわ/清水焼/伝統産業

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