
春を感じる!うつわの衣がえ【京都で伝活!~私たち伝統産業を愛する活動はじめました~】
春を感じるうつわ
さあ、春のうつわ。
春の山菜料理に合いそうなペールトーンと言われる淡い色調や、お花がモチーフになったもの、特に桜の絵なんて最高に季節感を味わえると思います。ですが、ほんの短い期間だけしか使えないと気にされる方もあると思います。そんな時は桜と紅葉の両方が描かれた「雲錦(うんきん・桜を白雲に、紅葉を錦織に見立てた名前)」と言われる絵を選ばれると、春と秋と両方楽しむことができます。(年中を通して使えると解釈することもあります)
陶磁器以外にも木製品のうつわもいいですね。天然素材を加えると、ナチュラルで安らぎのある食卓になります。
手軽に季節を感じることが出来るので、毎度オススメするお箸置きも、春デザインのとってもかわいいものがたくさんあります。
テーブルを春らしく演出するには、うつわ以外のアイテムも淡い色をベースに、ピンクや黄色、緑、水色など、多色配色=カラフルにするのがコーディネートのコツ。かわいい雰囲気になりますが、コーディネートに慣れてこられたら、差し色を入れたりして、大人っぽい雰囲気にもチャレンジされてみてはどうでしょう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
▶︎お酒の味は酵母が決め手!京都酵母って知ってますか?▶︎『はいからさんが通る』でおなじみ!華やかな絣の世界
▶︎冬を感じる!うつわの衣がえ
▶︎手作業で模様を作り出す織物?「西陣絣」とは


関連する記事

京都生まれ。祖父の代まで染屋を営み、親戚一同“糸へん”の仕事にたずさわる環境で育ち、学生時代はファッションを学び、ウェディング業界へ就職。そこで出会ったテーブルコーディネートに感銘を受け、後に食空間コーディネーターとして起業。京都の伝統産業の産地支援や、五節句や年中行事など生活文化を次世代に伝える活動を行っています。京焼・清水焼の卸売をする夫と夫婦ユニット「おきにのうつわ」を結成して、京焼・清水焼の魅力の発信や講演、展示会プロデュース、また陶磁器以外の伝統産業品のPRや観光業とのコラボなども手がけています。近年スタートさせた「伝活」では実際に京都の伝統産業品を愛でたり、使っている様子をSNSで紹介。
特非)五節句文化アカデミア 理事
|おきにのうつわ
食空間コーディネーター 工芸品ディレクター|うつわ/清水焼/伝統産業
アクセスランキング
人気のある記事ランキング
(写真左上)は「雲錦」のうつわ