すっかり暖かくなって春めいてきました!今日は天気が良いからお花見でも行こうかな?という気分になったら、手軽に半日ほどの京都観光してみませんか?コスパもよく大満足なお花見コースをご紹介します。
京都のお花見おすすめコース
京都には桜の名所がたくさんありますが、京都生まれ京都育ちである私のおすすめ鉄板観光コースをご紹介します!天気の良い日にお散歩しながら周ってほしいコースで、どこも無料なのでコスパ最高。スポットごとに少し距離があるので、気になっていたLUUPを使って実際に友人と周ってみます。
桜スポット1 円山(まるやま)公園
まずはしだれ桜の名所・円山公園からスタートです!京都駅からのアクセスは市バス100系統か206系統に乗り、「祇園(ぎおん)」バス停で下車してください。東大路通に面した八坂神社の西楼門を入り、本殿にお参りしてから東(山の方)へまっすぐ進むと円山公園です。大阪方面から来られる方は京阪電車「衹園四条」駅で降りて、東にまっすぐ進むと突き当りに八坂(やさか)神社が見えます。
※衹園四条駅から八坂神社までの道(四条通)はLUUP走行禁止エリアなので注意しましょう。※八坂神社や円山公園はLUUPで乗り入れできません。近くのポートに返却してから立ち寄りましょう。
円山公園は京都市内で最も古い公園であり名勝で、美しい「庭園」の趣があります。ひょうたん池の向かいにある「祇園しだれ桜」は古くから京都の人々に愛されてきました。今の桜は実は二代目で、造園家の佐野藤右衛門(さのとうえもん)が初代しだれ桜から種をとって育てたものです。初代しだれ桜は明治6年(1873)年に伐採されそうになっていたところを明石博高(あかしひろあきら)が買い取って府に寄付したもので、これをきっかけに円山公園には桜が多く植えられたそうです。後に天然記念物にも指定された立派な桜で、素晴らしい景観だったそうですよ。
2023年の3月24日(金)~4月9日(日)18時~22時にはライトアップも行われるのでぜひ見に行ってみてください。ちなみに、お花見といえば地面に座って楽しむイメージもありますが円山公園はブルーシート禁止なんです!私も今まで知らなかったのですが、桜の根に悪い影響があってよろしくないとのこと。散策しながら桜を楽しみましょう。
桜スポット2 岡崎疏水(そすい)
円山公園を出たら神宮道を北に向かって歩きます。「神宮道(じんぐうみち)」とは平安神宮に続く風情のある道です。ちなみに平安神宮や永観堂・南禅寺といった神社仏閣や、京都国立近代美術館や京都市京セラ美術館、京都市動物園などの文化施設が集まるこのあたりのエリアを岡崎と呼びます。岡崎疏水が流れていてとても爽やか、疏水沿いは春になると桜の並木道になります。
立ち寄りポートA 京都トラベラーズイン
疏水沿いの仁王門(におうもん)通にある京都トラベラーズインでポートを発見しました!今日はここからLUUPで岡崎エリアを巡ってみます!はじめて使うのでドキドキ。ちなみにLUUPの電動キックボードや 電動アシスト自転車に乗ることを「ライド」って言うんですね。かっこいい!わたしは運転免許を持っていないので電動アシスト自転車、免許がある友人は電動キックボードです。はじめて借りるので戸惑ったり、「どうやったらスタンド上がるの!?」とあたふたしたので、最後に初心者向けのアドバイスを書いておきますね。
ライドスタート!と思いましたが、いきなり交通量の多い車道を走るのは怖いです。LUUPを手押しして車が少なそうな広い道を目指します。後ろにあるのは京都市京セラ美術館、赤い柱は岡崎のシンボル、平安神宮の大鳥居です。
それでは初ライド!今の時期は花粉が少し気になりますが、暖かいので気持ちよく感じます。岡崎エリアは歩道が広いですがそこを走るのはNG、ちゃんと車道の左側か、普通自転車専用通行帯を走りましょう。電動キックボードにはじめて乗った友人は初めのうちはバランスを取れるか不安そうでしたが、50mくらい走ったらしっかり乗れるようになっていました。
咲きはじめた桜を見つけたので、LUUPから降りて手押しで歩道に入り桜鑑賞をしました。満開になると圧巻なので、ぜひ見に行ってみてくださいね。
岡崎疏水は琵琶湖疏水の分流です。「琵琶湖疏水(びわこそすい)」とは滋賀県の琵琶湖から京都に水を運ぶための人工の運河で、明治期に建設されたものが今も現役で活躍しています。明治時代の京都を挙げての一大プロジェクトで水力発電や舟運、水道水など様々に利用されました。観光スポットとして人気の「南禅寺水路閣」や「蹴上インクライン」も、琵琶湖疏水に関係するものなんですよ。
立ち寄りポートB コーポサンプラザ
東大路通と丸太町通の交差点にあるのがコーポサンプラザのポートです。平安神宮の裏手あたりの場所で、熊野神社の向かい、ドラッグユタカ聖護院店の前にあります。LUUPは料金が分単位で加算されるのでライドしない間は返却した方がお得!また自転車置き場がないスポットも多いので、立ち寄りたいスポットに目星をつけたら、できるだけ返却してから向かうのがオススメです。
桜スポット3 哲学の道
それでは最後のスポットへ向かいましょう。丸太町(まるたまち)通をLUUPでひたすらまっすぐ東へ向かいます!ドキドキしながら車に気を付けてライド。バスが大きくて車道で近づくとちょっと怖いです。バス停にバスが停まっているときや、路面駐車で道路の左端がふさがれているときはLUUPを降りて歩道を手押しして進みましょう。
左手には可愛い狛うさぎで人気の岡崎神社も見えてきました。ガソリンスタンド「ENEOS天王町SS」で左折し、白川通をまっすぐ進みます。電動キックボードでは曲がる時はウィンカーを出すことを忘れずに!この通り沿いに2つポートがあるので、どちらかに返却しましょう。
立ち寄りポートC ファミリーマート銀閣寺白川通店・ブランネージュ銀閣寺道
ファミリーマート銀閣寺白川通店の隣にあるポートは電動アシスト自転車専用です。電動キックボードに乗る時は、このポートは返却場所として予約できません。ここから山が見える方(東)に向かって歩いたら「哲学の道」です。
白川通と今出川通の交差点には、ブランネージュ銀閣寺のポートがあります。哲学の道の入り口の近くで便利です。
それでは最後の桜スポットへ。「哲学の道」は銀閣寺と若王子(にゃくおうじ)神社の間を結ぶ約2㎞の散歩道で、哲学者である西田幾多郎(きたろう)がこの道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名付けられました。道沿いに並ぶ桜は「関雪(かんせつ)桜」といい、日本画家の橋本関雪によって寄贈されたものです。近くに橋本関雪記念館もありますので気になった方はぜひ。道沿いには琵琶湖疏水分線が流れています。
この日は咲きはじめでしたが、満開だととても華やか!この近くには有名な「銀閣寺」もあり、お土産屋さんがたくさんあって楽しいエリアです。
たくさん走って歩いて桜を見て満喫できました!京都駅に戻る方は市バス「銀閣寺道」バス停から5系統や17系統に乗車してください。大阪方面に行く人は京阪電車の出町柳駅までLUUPで行くこともできます。今出川通をまっすぐ直進しましょう。
立ち寄りポートD 出町柳駅・出町柳駐輪センター
出町柳駅のそばに2つのポートがあるので返却に便利です。お花見ライドお疲れ様でした!ぜひ「鴨川デルタ」でのんびりして帰ってくださいね。
※鴨川はLUUPで走行できないので、このポートに返却してから向かってください。Kyoto Love. Kyotoが考える、京都でLUUPを利用するメリット
1.京都市とLUUPが安心・安全で利便性の高いシェアサイクルの利用環境づくりに向けた連携協定を締結したんです。連携協定と併せて10か所の公有地ポートが4月1日からスタートすることからLUUPでの移動がより便利になりそうですよね。
京都市とLuupが、安心・安全で利便性の高いシェアサイクル普及に向けて連携協定式を実施しました | LUUP(ループ)京都市と株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、安心・安全で利便性の高いシェアサイクルの利用環境づくりに向けた連携協定を2023年1月31日(火)に締結しました。こ […]
2.電車が通っていないところはバスが便利なのですが、観光シーズンは車内が激混!LUUPで回避できるのでは!?と思っています。また、京都は一方通行が多いですが、「自転車除く一方通行」の道はLUUPでは逆走ができるので小回りが利いて回りやすい!
3.観光名所の多い京都ですが、巡りたい名所が微妙に離れてることが多いんです。LUUPは京都市内に300以上のポートがあって密度が高いので、名所間の移動に便利!外の景色を楽しみながら移動できてちょうど良いのではないでしょうか。
4.はじめて借りてみましたが意外と手軽に使えました!免許がなくても借りられる電動アシスト自転車はめっちゃ助かります。
おまけ LUUP初心者のための使い方ガイド
1.前もってアプリをダウンロードし、クレジットカードと運転免許証を登録。「交通ルールテスト」に全問連続で正解すると合格です。(電動アシスト自転車のみの利用ならクレカ登録のみでOK)
2.ポートで乗りたい車両を選びます
(※アプリでどのポートにどの車種があるかあらかじめ確認し、事前予約(10分間)もできます)
3.返却ポートを選んだらライド開始!
電動キックボードは乗る前にボタンを確認しておきましょう。
電動キックボードのスタンドは本体を軽く滑らせたら外れます。電動アシスト自転車のスタンドは足で軽く蹴って外します。どちらも走行時にしっかり安定している分、本体がけっこう重いので、はじめて動かすときは気をつけましょう。
4.電動キックボードの場合
ボードに片足を置いて地面を蹴ってスタート→その後は両足を置いてゆっくりアクセルバーを押しましょう。運転免許があれば電動キックボードも電動アシスト自転車もどちらも選べますが、坂道を走る場合は電動キックボードの方が楽にライドできます。
5.電動アシスト自転車の場合
運転免許がない人も使えて便利!サドルに座れるから長距離を走りたい人はこっちがオススメです。
6.安全のために
・交通ルールを守って、動きやすい服装やスニーカーで乗りましょう。
・観光地は人も車も多いので、事故にならないように気を付けてライドしましょう。
・保険は自転車・キックボード共に加入済みとのことなので安心です!
おわりに
私のおすすめコースをご紹介しましたが、LUUPを使うと人とも周りやすくなりました。友達に京都案内するのにぴったりです。逆に1人でもふらっと京都観光に来て、自由にたくさんのスポットを周れそうです。2023年3月末まで乗り放題ウィーク中!間に合ったらぜひ試してみてくださいね。
協賛:株式会社Luup
株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の公式アプリが約3年で100万ダウンロードを突破したことを記念し、ラ […]