西村 祐一– Author –
西村 祐一
私は三条通柳馬場東入にて漆器工芸品の販売店(西村吉象堂)と画廊(ギャラリー吉象堂)を営んでおります西村祐一と申します。
当店は大正13年(1924年)に漆器商として、祖父の代にこの地で創業いたしました。
慶応年間の建物でしたが、平成3年に改装し現在の形になりました。
大黒柱や一部の部屋、骨組みはそのまま残し、およそ1年半かけて改築しました。
改築前の様子は店内のスケッチ画やパネルの写真でご覧いただけます。
店内中央の展示台の下には、三畳ほどの地下倉庫があります。
周りが石と漆喰で固められており、火災の際に大切なものを入れておくために作られたのではないかと聞いています。
|西村吉象堂 店主|祇園祭/三条通/神輿/商店街