京都市内観光にぴったりのLUUP(ループ)!京都市内ならではの利用ポイントをご紹介

街中のあちこちでよく見かけるようになった、マイクロモビリティシェアの「LUUP(ループ)」。国内外から観光客が集まる京都市内にも多くのポートがあり、たくさんの方々が電動アシスト自転車や電動キックボードを使われています。

LUUPを使うことで、公共交通機関の混雑とは無関係に移動できたり、細道で素敵なお店に偶然出会えたりするメリットも!そのためにも、交通ルール・マナーを守って安全にLUUPを使うことが大切です。
本記事では、京都市内観光ならではの、LUUP(ループ)利用のポイントを解説します。

京都市内観光で、LUUP(ループ)を使うメリット

※提供:Luup

京都市内観光でLUUPを使うメリットはたくさん!

そもそも京都市内はコンパクトで、有名な観光地同士が意外と近いことも。バスなど交通公共機関は混んでいることが多いので、バスを使うまでもない距離感なら、LUUPでサクッと移動するのがおすすめです。しかも目的地付近のポートで降車できるので、とても便利。

また京都市内は、住宅街の中や、大通りからちょっと入った細い通りに素敵なカフェや雑貨屋さんがあることも。小回りのきくLUUPなら、ちょっと気になる小道もフラッと入りやすいのがうれしいですよね。

京都市内観光におけるLUUP(ループ)のQ&A

※提供:Luup

メリットたくさんのLUUPですが、京都市内をLUUPで観光する場合、京都市ならではの注意点も。

ここでは、京都市内をLUUPで巡る際によくある質問と回答を、いくつかご紹介します。京都市内でLUUPを使う前に、チェックしておくと安心です。

祭のときにLUUPに乗ってもいいの?

京都市内では、年間を通してさまざまな祭が行われます。特に、5月の葵祭、7月の祇園祭、10月の時代祭の「京都三大祭り」の際は、時間によって京都市内の交通規制が行なわれます。

交通規制が行われる場所は、毎年京都府の公式サイトなどで発表されます。祭の日に京都市内をLUUPで観光する予定のある方は、必ず事前にチェックし、交通規制のある場所は通行しないようにするのが安心です。規制がない場所であっても、人が多いので徒歩のほうがおすすめです。

そもそもLUUPで走ってはいけない場所はあるの?

京都市内には、自転車の通行禁止エリアがたくさんあります。そのような場所では、LUUPも通行してはいけないことが多いので注意してください。

自転車通行禁止の場所の詳細は、京都市が発行している下記の資料がわかりやすいです。

また京都市が運営する「京都市サイクルサイト」でも、自転車ルールをまとめた資料を公開しており、通行禁止の場所も含めてわかりやすくまとめられています。こちらもぜひチェックしてみてください。

特に四条通や寺町通、先斗町通などは、常に多くの観光客でにぎわっているので、自転車やLUUPで通行すると非常に危険です。場所によっては時間で制限がかけられていることもありますが、制限時間外でもくれぐれも注意して通行するようにしてください。

さらに京都市内は、一方通行の道がとても多いです。一方通行でも、標識の下に「自転車を除く」や「軽車両を除く」の表示がある場合は、LUUPの電動キックボードは双方向に通行が可能です。

参照:電動キックボードは一方通行の道を逆走していいの?【LUUPの電動キックボードのルールQ&A】  | LUUP letter

LUUPは、着物・浴衣やゲタで乗ってもいいの?

京都市内には、観光客の方向けに、着物や浴衣のレンタル屋さんがたくさんあります。着ると京都の風情ある街並みによく映え、若い女性を中心に人気が高いです。

このようにレンタル着物や浴衣で京都市内観光を楽しむのは良いのですが、注意したいのがLUUPを使うとき。LUUPの公式サイトでは、LUUPに乗る際の服装について下記のように書かれています。

なお、運転する際には動きやすい服装でご乗車ください。
ロングスカートなど丈の長い服装や、ハイヒールやサンダルなど肌が露出した靴での運転には十分ご注意ください。
特に地面につくような長い丈の服装でのご乗車はお控えください。

参照:安全なライドのためのルール(電動キックボード) – LUUPヘルプセンター

LUUPに乗っていると、急に地面に足をつく場面もあり、かつバランスを取って乗らないといけないので、動きにくい服装で乗ることは推奨されていません。うまく運転できないことで事故につながるリスクもあります。

よって、着物・浴衣を着た状態や、草履・ゲタを履いてLUUPに乗ることはやめましょう

京都市内は自歩道や自転車専用レーンが多いけど、LUUPの電動キックボードもそこを走るべき?

LUUPを含む電動キックボードの歩道通行は、原則禁止されています。歩道を通る際は、必ずLUUPから降りて手で押しながら歩いてください。

京都市内には、五条通や御池通などを中心に、自転車歩行者道(以下:自歩道)があります。自歩道とは、垣根や柵などで、歩行者と自転車通行可能エリアを区別している歩道のこと。あくまでも歩道なので、自転車通行可能エリアであっても歩行者が優先です。

LUUPの電動キックボードは、この自歩道内なら最高速度6km/hで通行ができます。

また、車道左端に設定されている自転車専用レーン(自転車専用通行帯)も通行可能です。こちらの最高速度は20km/hです。

これらの通行可能エリアには、下記のような標識があります。

普通自転車歩道通行可
普通自転車の歩道通行部分

(※画像素材:PIXTA
参照:電動キックボード走行時の違反行為 | LUUP letter

LUUP(ループ)を使って効率的な京都市観光を!

※提供:Luup

LUUPは京都市内において、マイクロモビリティシェアのポート数No.1(※)となっています。

※Luup調べ(2023年4月時点)日本国内における「電動アシスト自転車や電動キックボードを取り扱うシェアリングサービス」のポート・ステーション数

例えば、繁華街の中心地である四条~河原町周辺だけでも、こんなにたくさんのポートが設置されています。

※画像:Port Map | Luup(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ より

これだけ多くのポートがあれば、好きなタイミングで乗り始めて降りることが可能。加えて、LUUPであれば混雑しがちな京都市内でも自分のペースで移動でき、細い路地などにも比較的入りやすいです。

本記事でご紹介したポイントをチェックしたうえで、ぜひ安全なLUUP観光を楽しんでくださいね!
ちなみにLUUPでは、京都市内のLUUP観光をより便利にするために、ポート設置に関するリクエストを随時受け付けています。設置リクエストは下記サイトからぜひどうぞ。

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この記事を書いたライター

俵谷千尋のアバター 俵谷千尋 ライター

1985年埼玉県出身。企業で雑誌編集、求人広告作成、ゲストハウス受付などを経験したのち、2021年夏にWebライターとして独立、と同時に京都にIターン移住。プロダクトの魅力をアピールする記事や、英語系の記事が得意。趣味は音楽活動と海外放浪で、今まで行った国は現在27ヵ国。人生で100ヵ国達成するのが目標。