京都競馬場は工事中でも行く価値アリ! 超初心者向け競馬場の楽しみ方
年末の競馬といえば、なんといっても有馬記念ですよね。この有馬記念で「奇跡の復活」とともに引退の花道を飾ったのが、競馬界に大きなウエーブを巻き起こしたオグリキャップでした。オグリキャップの引退式は各地で開催されファンとの別れを告げました。関西で唯一引退式が行われた京都競馬場は、2023年に装いも新たにお目見えします。
先ほどご紹介したシンザン像の近くには、ライスシャワー碑があります。ライスシャワーは1990年代に活躍した馬で、名前の由来は結婚式のライスシャワー。「馬に触れる全ての人々に幸福が訪れるように」と願いが込められて付けられたそうです。愛を感じる素敵な名前ですよね。1995年、京都競馬場でのレース中に転倒。怪我で診療所まで運ぶことができず、その場で安楽死の措置がとられました。
シンザン像とライスシャワー碑は京都競馬場の建物のすぐそばにあります。興味のある方はぜひ見に行ってみてください!
京都競馬場ってどんなところ?
現在の淀に移転する前は、丹波口駅の西側に島原競馬場(旧京都競馬場)がありました。
1925年に移転して、もうすぐ100周年をむかえます。「開設100周年記念事業」の一環で大規模な工事中のため、2022年12月現在は京都競馬場でのレースを行っていません。レースが再開されるのは2023年春。それまで生でのレース観戦はできませんが、馬券の購入やレース中継を見ることはできます。ということで、工事中の京都競馬場がどんな様子なのか実際に見に行ってみました!
工事中の京都競馬場の様子は?
京阪電車に揺られ、降り立ったのは京都競馬場の最寄り「淀」駅です。淀駅改札の向こう側に競馬場に続く通路が見え、改札を出る前からテンションは爆上がり!
馬券(勝馬投票券)を購入できるのは20歳からですが、入場に年齢制限はありません。京都競馬場にはキッズスペースや遊具もあり、子ども連れでも楽しめます。友人、カップル、ファミリーなど幅広い層が来場していました。
大迫力!とにかく広いコースを一望できる屋外観覧席
コースは視界に入りきらないくらい、とにかくめちゃめちゃ広いんです!
そんなコースを少し上から見晴らせるのがスタンドの屋外席です。見渡す限り芝のグリーンと空のブルー!晴れの日は特に気持ちが良いです。上の方の階は屋根もあるので雨の日や、日焼けしたくない人でも安心です。
また、65歳以上または身体の不自由な方が利用できるシニアシートもこのエリアにありました。(※京都競馬場開催時はビッグスワン4階27番柱付近にて受付が必要です。)
お客さん同士の一体感が魅力の円形席
ビッグスワン3,4階にあるシグネットホール。席が円形になっていて他のお客さんとの一体感が魅力です。コロナ対策のため声をあげての観戦はNGとされていますが、漏れ出る歓声やため息が聞こえます。空調も効いているので、快適に見たい方はこのエリアがおすすめです。
シグネットホールの近くには、名馬の銅像がたくさん展示されているメモリアルロードや、京都競馬場の年表が展示されています。先ほどご紹介したライスシャワーの蹄鉄もありましたよ!
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