【第六回】茶の湯の祖、村田珠光が生けた抛入れ花に投稿された画像

『抛入花之園』所収。

『抛入花之園』所収。

同書は明和三年(1766)、禿帚子が著した花書。
同書の序文によると、「禿帚子の祖父の幽閑斎は『花齢集』と名付けた折れ帖を秘蔵していた。その折れ帖には、足利時代中期から、江戸時代初期にかけて、花の道や、茶の道の師匠たちが生けた、生け花の姿が描かれていた。出版するに当たっては、大切だと思われるものを選び出し版にした」と述べていた。

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