各町内にお地蔵さんの祠があるのは京都だけでしょうか?古くから子どもの守り神であるとされてきたお地蔵さんを祀る子どもたちのお祭り、地蔵盆が京都市では今も盛んです。

8月24日前後の土日に町内のお地蔵さんを祠から出してお迎えし、お化粧と前垂れをします。子どもたちがお説法を聞いたり、おやつをいただいたり、福引をしたり、夜は花火をしたり。いわば町内をあげての夏祭りです。本来は地蔵菩薩を祀る仏教行事なのですが、京都では子どもたちの祭として守り継がれています。

少子化やレジャーの多様化などで地蔵盆を絶やさずに続けることは大変ではありますが、町内会の総会や防災訓練と合同開催したり、町内の枠を超えて学区統一で開催したりするなど継続の努力を怠らないのが町衆の心意気です。また、祇園祭の山鉾の懸装品に匹敵するような重文級のお地蔵さんがあったり、地蔵盆のために公道を封鎖して路上で地蔵盆を開催したりする町内が残るのが上京、下京のスゴイところです。

で、上京と下京はお互いにどう思っているの?

(上京区長から見た下京区)賑やかさという意味ではちょっと羨ましいかな
(下京区長から見た上京区)下京のイベントは派手だけど上京区みたいに文化的なこともやっていきたい

上京区長と下京区長のホトトギス

ホトトギスをどう処するかで天下人となった3人の武将のたとえ話は有名です。

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス(織田信長)
鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス(豊臣秀吉)
鳴かぬらな鳴くまで待とうホトトギス(徳川家康)

さて、上京区・林区長と下京区・安河内区長ならホトトギスをどうするのでしょうか?
詳しくは上京区×下京区ヒミツの区民ショーラジオポッドキャストにて!

(この記事は令和元年9月〇日に行われたラジオ対談をKLK編集部がWEBサイト上で再現し加筆しているものです)

特別番組 上京区×下京区140周年記念特別対談「ヒミツの区民ショー」の出演者

上京区

林建志上京区長
上林研二氏(上京区140周年実行委員長)
小野佳代子氏(上京区140周年実行委員)

下京区

安河内博下京区長
鎌田髙雄氏(下京区140周年実行委員長)
永谷咲子氏(「シモヒガ140」代表)

進行:ラジオミックス京都パーソナリティ 木村博美

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