ご乗車ありがとうございます!タクシードライバーの井上です。

こちらの「タクシードライバーと行くひみつの京都案内」では、私井上が知っているようで意外と知られていない京都をご案内する企画です。皆様をディープな京都へとご案内致します。
第二回目は「京都の紅葉」です。

もうこのテーマは、広すぎて、深すぎて、いろんな視座がありますので、本日も私の好みでご案内させていただきますね。

それでは、さっそくひみつの京都観光に出かけましょう!

 

錚々たる神々が集う、超穴場パワースポットの紅葉

まず最初に訪れたいのは「日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)」です。
もちろん紅葉も美しく、また「京のお伊勢さん」として、そこそこ知られていますが、紅葉シーズンのピークでも、比較的ゆっくりと静かにご参拝できます。

昔は、三重県の「伊勢神宮」に行きたくても、いろいろな事情から行かれない人達が、お金を出し合い、くじ引きで選ばれた人に代わりに参拝に行ってもらう、いわゆる「代参」という仕組みがあり「伊勢講」とも呼ばれていました。
さらに「京都でもお伊勢参りがしたい」という思いが、古くから芽生えたのは当然のことでしょう。そんな思いから5世紀末、日向(ひゅうが)国の高千穂に神様が祀られていた場所から移したのが起こりとされています。

ちゃんと伊勢神宮と同じく外宮と内宮があり、千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)が屋根にある神明造(しんめいづくり)という京都では珍しい様式の社殿です。外宮を横から見られるのも嬉しいですね。また、伊勢神宮を遥拝できる所まであります。

また、千木(屋根の両サイドにクロスする木)の先端が尖っていて、鰹木(屋根に垂直に並ぶ木)が奇数(陽)なのが外宮の男神様(天之御中主神)、千木の先端が平で、鰹木が偶数(陰)なのが内宮の女神様(天照大御神)なので、その両方が確認できます。よく見てくださいね!

内宮(天照大御神)

内宮(天照大御神)

外宮(天之御中主神)

外宮(天之御中主神)

さらに内宮を左上に折り返し登ると「天の岩戸」の洞窟があり、奥の「戸隠(トガクシ)神社」に天手力男命(アメノタヂカラオノミコト)」がお祀りされ、お詣りして通り抜けると開運厄除のご利益が得られます。他にも、錚々たる神様が御鎮座されていて、市内を代表するパワースポットなんで、訪れる価値は大いにありますよ!

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この記事を書いたKLKライター

タクシードライバー
井上 廣則


昭和37年 京都市生れ
タクシードライバー
京都検定2級
京都市より「京都観光おもてなしコンシェルジュ」を認定。

京都センチュリーホテルで18年勤務。
居酒屋・ラーメン店経営などを約20年。
酒米から育ててお酒を楽しむ会に参加し、唎酒師の資格も持っている。
近年では、自身が大病を患った経験から「食と健康」を一人でも多くの方々に広めようと様々な活動を行っている。

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居酒屋・ラーメン店経営などを約20年。
酒米から育ててお酒を楽しむ会に参加し、唎酒師の資格も持っている。
近年では、自身が大病を患った経験から「食と健康」を一人でも多くの方々に広めようと様々な活動を行っている。

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