もうすぐ5月!大型連休に向けてお出かけする予定を立てている方も多いのではないでしょうか。京都旅行で心配なのは、交通機関や名所、お店がぎゅうぎゅうに混んでいること・・・せっかくのお出かけはのびのび楽しみたいですよね。快適に観光できて京都らしいコースをKyoto Love. Kyoto編集部がご提案します!

北野天満宮の史跡御土居青もみじ

北野天満宮の史跡御土居青もみじ

初夏の京都観光おすすめコース

初夏は屋外で気持ちよく過ごせる季節、バスや地下鉄だけでなくLUUPの電動キックボードや電動アシスト自転車を取り入れて京都観光をしてみるのがおすすめです。特に市バスはめちゃめちゃ混む!ちょっとした移動をLUUPで行うことによって、ストレスが少ない観光が可能になるのではないでしょうか。京都出身のスタッフが考えた、快適な初夏の京都観光コースはこちらです!

北野天満宮・西陣おすすめ観光コース

北野天満宮・西陣おすすめ観光コース

まずは京都駅からスタート、地下鉄で今出川駅まで向かいます。そこからLUUPを使って晴明神社、織成舘、北野天満宮という京都らしいスポットをまわり、最後に「ぱんだの散歩」で美味しいおやつを食べて帰宅するコースです。一人旅でも友達と一緒でも楽しそうなコースで、我ながら良い計画!それでは実際にまわってみたレポートをお届けします。
 

一条戻橋をとおって晴明神社へ

地下鉄今出川駅(6番出口)

地下鉄今出川駅(6番出口)

京都駅から地下鉄烏丸(からすま)線 国際会館行きに乗り、今出川駅で下車します。今出川駅近辺は京都御苑や同志社大学がある京都の中心的なエリアです。

立ち寄りポートA ラ・サール御所

今出川駅から近いこのポートからライドを始めましょう。
はじめてLUUPに乗る際の注意などはこちらの記事をご覧ください。

一条通をまっすぐ西に走っていくと、堀川通の手前に「一条戻橋」があります。渡辺綱という武士が橋の上で鬼女と出会ったり、死体が生き返ったり、安倍晴明という陰陽師の式神がここに住んでいたと言われていたり、いろんなエピソードの舞台になっている史跡です。普通に道を走っているだけで有名な史跡に行き当たるのが京都の面白いところですね。

一条戻橋

一条戻橋

立ち寄りポートB sawarabi如水

ここでLUUPを返却し、最初のスポットに向かいましょう。マンションの駐輪場スペースの奥に進むと広いポートがあります。停車可能台数も多いので助かりますね。
 

スポット① 晴明神社

最初は晴明神社です。平安時代の人物でありながら、漫画・ドラマ・ゲーム・小説・・・様々なメディアで今も大活躍の陰陽師「安倍晴明」公を祀っておられて、ファンやご利益を求める方々の参拝が絶えません。

画像提供:晴明神社

人気の場所なので人は多いですが、基本的に屋外なので広々としています。参拝や授与所で少し並ぶ程度でしょうか。見どころもたくさんあり、神社内には晴明桔梗(五芒星)の社紋がいたるところに!旧一条戻橋や式神像、安倍晴明公像、厄除桃、桔梗苑など陰陽師の世界を感じられます。お守りやオリジナルグッズの参拝記念品も充実していてとても楽しい場所です。

安倍晴明公の像(左) 晴明神社ステッカー(右)

安倍晴明公の像(左) 晴明神社ステッカー(右)

画像提供:晴明神社

個人的には手をサッとかざすだけで占える「非接触おみくじ」が好きです。陰陽師の術を使っている気分になれて最高!また京都ではこのステッカーを車に貼っている方が多い印象です。前は追突しないように、後には追突されないように車の前と後にそれぞれ1枚ずつ貼るそうですよ。お土産にも良さそうですね。

西陣で京都の美しさを学ぶ

sawarabi如水ポートから再ライドして、西陣らしいエリアへ向かいましょう。細い道を通ると色んな発見があって楽しいですよ!私は智恵光院通をまっすぐ北へ向かい、お気に入りのラーメン屋「てんぐ西陣店」の手前(上立売通)で左に曲がって浄福寺通へ出ました。このあたりは石畳が綺麗に舗装されていて、特に美しいエリアです。

道幅が広くて走りやすいし、京都らしい風情があってテンションが上がります。レトロなポストもかわいい~!

立ち寄りポートC 京都・粋伝庵離れ ホステル翆

ここでいったんLUUPを返却し、2番目のスポットに向かいます。
 

スポット② 織成舘(おりなすかん)

すてきな石畳エリアにある織成舘へ。ここでは手織り工場、西陣織の着物や帯、復元した能衣装などを見ることができます。さらに、この施設は町家を改装してあり、建築が素敵なんです!見た目より広々としている館内を探検しながら、西陣織の世界を楽しんでくださいね。
※館内は撮影できますが、手織り工場は撮影禁止ですのでご注意ください。

二階では明治・大正・昭和のレトロかわいい柄の着物が展示されています。うっとりしちゃいますね。

街中にある青もみじの森へ

京都・粋伝庵離れ ホステル翆ポートから再ライドして3つ目のスポットを目指します。上立売通を通って千本通りに出て、今出川通りを西へ進みました。大通りはたまに路上駐車されているので、その際は歩道を手押しで進みましょう。細い道のほうが止まらずに進めることも多いので、時間がある時は迷いながらでも細い道を選んでみる方が良いかもしれません。

 

立ち寄りポートD イズミヤSC白梅町

イズミヤショッピングセンターの脇にあるポートです。嵐電北野白梅町駅の隣で、学生の頃よく行った場所なんです。食料品やドラッグストア、衣料品、電化製品などが揃うショッピングセンターですが、大晦日には大根炊(だいこだ)きが行われるなど地元密着型の京都らしいお店です。飲み物とかちょっとした買い物はスーパーでするとお得ですよね。今出川通りを少し戻ると、北野天満宮の大きな鳥居が見えます。
 

スポット③北野天満宮

北野天満宮は御祭神 菅原道真公がお祀りされている全国の天満宮・天神社の総本社です。受験シーズンはクラスのほとんどがここの白い勧学守を持っていた記憶があるくらい学問の神様として特に信仰されています。
梅苑「花の庭」が有名ですが、もみじ苑もすごい!初夏の京都で体験してほしいことはやっぱり青もみじ鑑賞です。特に北野天満宮の史跡御土居青もみじはおすすめで、御土居一帯にはおよそ350本のもみじを有しています。多少混んでも、のびのび楽しめそうですね。

渓谷にいるような絶景!もみじ苑の中は紙屋川のせせらぎと鳥のさえずりで満ち、心が癒されます。桃山時代に豊臣秀吉公が築いた「御土居」の一部が残っている貴重な場所でもあります。

赤と緑のコントラストがきれい。素敵な写真が撮れそうですね。今年は初公開となる青もみじのライトアップもあり、幻想的な風景が期待できます。京都は夜に遊べるところが少ないので、ライトアップは楽しみですね。

もみじ苑 2023年4月8日(土)~6月25日(日)有料
4月29日(土・祝)~5月7日(日)は初公開となる夜間ライトアップが行われます。

小腹がすいたら?

北野天満宮エリアは美味しいものがたくさん!澤屋の粟餅、長五郎餅、たわらやのうどん、有名なお豆腐屋さんや、ポルトガル菓子のお店も。その中でも編集部おすすめスイーツは「ぱんだの散歩」です!

スポット④ぱんだの散歩

かわいいパンダのみたらし団子(ぱんだんご)で人気のお店です。見た目の可愛さだけでなく、もちもちふわっとした食感のお団子は味もばっちりです!!2013年にオープンして10年を迎えられています。

店長の平井さん

店長の平井さん

このお店は平井さんの実家だった場所にあり、ご近所さんに見守られながら営業なさっています。もともとお団子が好きでよく食べ歩きをしていたことから、自分の好きな団子を売るようになり、好きなパンダの形にしたそうです。出張販売することはあっても、店舗は京都のこちらだけ!京都観光の際はぜひお立ち寄りくださいね。
可愛いスイーツは目まぐるしく生まれていますが、ちゃんと味にこだわりがあり、自分の育ってきた場所で商売をされているということなどを聞いて応援したくなりました!美味しいものがたくさんある京都で10年続けておられるってすごいことです。

抹茶セット(左) ぱんだんごグッズ(右)

抹茶セット(左) ぱんだんごグッズ(右)

お店の隣にイートインスペースがあり、机でゆっくり食べられます。ぱんだにもみたらしをかけて食べてあげてくださいね。桜、ハロウィン、サンタなど季節限定のぱんだんごにも会えるので何度も通いましょう。

帰りですが、北野天満宮近くにはバス停もたくさんあり、イズミヤまで戻れば嵐電(京福電鉄)もあります。JRに乗る方はLUUPで円町駅までライドされるのもおすすめですよ。
 

京都でLUUPに乗ってよかったこと

1 移動が楽しめる

京都観光の切実な問題は交通機関の混雑です。通勤・通学など日々の移動でもげっそりすることが多い京都市内。LUUPでの移動だと初夏の風は気持ちよく、身体を使うのでお腹は空くけど、精神的には疲れません。これってめっちゃ助かります!

2 知らなかった景色に出会える

大通りは車やバスで混んでいたり、路上駐車があったり、また走行禁止エリアになっているエリアもあるので、小道に入ってみようかな~とチャレンジする機会が増えました。通ってみると、雑誌とかTVで見たことあるお店がここにあったのかとか、この大きいお寺何かな?という発見があります!バスや地下鉄での移動だけでは気づかないお店に出会えるのは醍醐味のひとつ。知らず知らずのうちに冒険できるのは良いですね。
 

3 LUUP独自の交通ルールとの相性

一方通行であっても「自転車を除く」等の標識があれば逆走してもOK、LUUPを手押しにすると歩行者扱いになる、コンパクトな車体(思ったより重さはある)でヘルメット着用任意でライド可能で手軽、というのがLUUPならではのルールですよね。LUUPは登録時の電動キックボードの交通ルールテストの合格が必須となっていますので、ルールを学んだ上でライドできますよ。

京都は細い道が多く車で走るためには技術がいります。特に今回のコースでもある西陣エリア(京都市上京区)などは昔ながらの街並みで、細い道のオンパレードで難易度が高いです。京都市内に家も職場もある人からは「免許はいちおう取ったけど、怖くて1回も運転してない。」という声もよく聞きます。そういう方にもちょうど良い乗り物なのではないでしょうか(維持費もかからないし)。観光だけでなく普段の生活にも使いたいですね。

 

おわりに

今回の取材はすごく楽しかったです!自分が行きたいという自信のあるコースができました。皆様もぜひ初夏の京都をのびのび楽しんでくださいね。

協賛:株式会社Luup

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