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「裏切り者」の仮面に隠された素顔の光秀。
光秀が教えてくれたこと
戦国一のおしどり夫婦ともいわれた光秀と煕子。本当はこの2人をメインテーマにした記事を書きたかったのですが、残念ながら煕子と京都の接点がどうにも見つかりませんでした。それじゃ本サイトの趣旨「Kyoto Love.Kyoto」にならないってんで、少しテーマの幅を広げたのが今回のタイトルなのでした。
さて、ここまで光秀のプライベートな側面からその素顔に迫ってみました。これらのエピソードについては諸説あるようでホントのことなのか、実際のところはわかりません。冒頭のフロイスが書いたような一面もあったのかもしれせん。何より「天下の裏切り者」としてのレッテルを貼られているのは紛れもない事実です。でも人間誰だって良い面と悪い面があります。それが光秀の場合、あまりにも悪い面ばかりが誇張されてきました。私自身も正直、ごく最近まで光秀にいいイメージは持っていませんでした。でも今回ご紹介したお話をはじめ様々なエピソードを知り、光秀の素顔に触れることでずいぶんと印象が変わりました。
「歴史は勝者が作るもの」とよく言われます。それは単に歴史の見方だけではなく、何事も一面からだけでは真の姿を知ることはできないということを光秀の生き様が物語っています。
(編集部/吉川哲史)
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祇園祭と西陣の街をこよなく愛する生粋の京都人。
日本語検定一級、漢検(日本漢字能力検定)準一級を
取得した目的は、難解な都市・京都を
わかりやすく伝えるためだとか。
地元広告代理店での勤務経験を活かし、
JR東海ツアーの観光ガイドや同志社大学イベント講座、
企業向けの広告講座や「ひみつの京都案内」
などのゲスト講師に招かれることも。
得意ジャンルは歴史(特に戦国時代)と西陣エリア。
自称・元敏腕宅配ドライバーとして、
上京区の大路小路を知り尽くす。
夏になると祇園祭に想いを馳せるとともに、
祭の深奥さに迷宮をさまようのが恒例。
著書
「西陣がわかれば日本がわかる」
「戦国時代がわかれば京都がわかる」
サンケイデザイン㈱専務取締役
|八坂神社中御座 三若神輿会 幹事 / (一社)日本ペンクラブ会員|戦国/西陣/祇園祭/紅葉/パン/スタバ
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