コロナが落ち着いたら行きたい京都の激推しスポット フォトコンインスタで開催し、たくさんのご投稿をいただき、ありがとうございます!!
多い順にご紹介していきたいと思います。
京都市編ベスト11をご覧ください。
1位!嵐山
1番多かったのは、嵐山です。
嵐山といえば紅葉と渡月橋が有名ですよね。(渡月橋項目をご確認ください)
あまり知られていませんが、嵐山温泉があります。
元々は平安時代に貴族の別荘地として栄えていました。
大正時代からあるのを含めて温泉宿が2~3件あり、京福 嵐山駅には200円(タオル付)で利用できる足湯があるので、疲れをとるのにちょうど良いですね。
2位!勝林寺
東福寺のたっちゅう塔頭寺院(師や高僧の死後、弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添い建てた塔)の1つ。
近年は、お守りや御朱印が美しいことでも知られています。
また、花手水が話題になりました。
本堂のすぐそばなので、実際に見てみるととてもキレイです。
こちらは、紅葉の名所でも知られており、青紅葉の新緑が日常を忘れさせてくれます。
3位!高台寺
秀吉の正室 北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために建てた寺院として知られています。
なぜ「高台寺」という名称かというと、北政所の仏門後の院号が高台院にちなんでいるためです。
高台寺の見所といえば、ねねの霊屋(高台寺蒔絵がある)、遺芳庵(小さな茶室)、傘亭(重要文化財の茶室)、時雨亭(二階建ての茶室)、観月台(ねねが秀吉を偲び月を眺めていた場所)、開山堂(ねねの持仏堂だった所)、庭園(東に臥龍池、西に偃月池がある)など多く知られています。
秋は約1000本の紅葉に彩られ、ライトアップされます。
4位 伏見稲荷大社
「京都に来たら訪れたいスポット」上位のお稲荷さん。
伏見稲荷といえば、きつねと鳥居がたくさんあることで知られていますよね。
「どうしてきつね?」
稲荷大神様のお使いが狐のためです。
ただし私たちの目には見えないので、白狐(びゃっこさん)と言ってあがめられています。
そして鳥居がたくさんある理由はご存じですか?
願い事が「通る」 或いは「通った」お礼の意味から鳥居を感謝のしるしとして奉納することが江戸時代から広まったためなのです。
ちなみに現在は約1万基の鳥居が参道全体に並んでいます。
鳥居の奉納は高額で、場所によっても異なりますが、一番小さな5号サイズでも21万円するそうです。
ご興味のある方は伏見稲荷大社の社務所(管理課)まで問い合わせてみてください。
5位 渡月橋
嵐山と別項目にしたのは、渡月橋単体の投稿が多かったためです。
渡月橋は、長さ115m、幅11mの橋で昔は法輪寺橋といわれており、鎌倉時代に亀山上皇が橋の上空を移動する月を眺め、「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べ、「渡月橋」と命名されました。
そして、十三参りのときに渡る橋でもあります。なぜ渡月橋を渡るのかは、こちらの記事から。
渡月橋の下を流れる川は「桂川」で統一されていますが、渡月橋から上流が大堰川(おおいがわ)で、下流が桂川とされています。亀岡の保津川下りでは大堰川を船で下って来ます。その終点が渡月橋の手前ですね。
6位 八坂の塔
正式名は法観寺、通称「八坂の塔」で知られています。
なぜ八坂の塔と呼ばれているかというと、「八坂」という地名にある塔だから、8つの坂があったなど様々な説があります。
ちなみに八坂神社とは関係ありません。
塔の高さは約46mあり、東寺、興福寺の五重塔に次ぐといわれています。
なんと八坂の塔は、内部の2層目まで一般人が不定期で入れるのだとか!
必ず見られるという日はないようなので注意が必要です。
7位 南禅寺
石川五右衛門の「絶景かな」で知られている三門が有名ですよね。
この三門は、仏教で悟りを開こうとする人のみ通って入ることを許されたといわれています。
三門とは、仏教の悟りを開くために通る「空、無想、無作」の三解脱門を略した呼び方です。
全てのかたちは空であり「空門」
人と自身を比べることがない「無相門」
何も願いを望まない「無作門」。
つまり煩悩を捨て、何も望まないこと=悟りでは!?
南禅寺の関連記事
南禅寺が舞台の逸話 泣き婆さん8位 城南宮
方除の大社であり、一寸法師でも知られています。
一寸法師は、江戸時代の御伽草子に書かれた昔話です。
城南宮の南にある鳥羽の津という川の港にお椀の船でやって来たそうです。
それにちなみ、一寸法師のお守りが販売されていますので、興味のある方は行ってみてください。
9位 瑠璃光院
書院2階の机に映る景色は鮮やかで美しく、見る人を魅了します。
インスタで有名になったことで知られており、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
この机は、漆塗りで机の天板・床板に紅葉が反射し、通称 逆さ紅葉(鏡の紅葉)ともいわれています。
私も数年前に見に行ったことがありますが、その輝きは言葉でなかなか言い表すことができず、素晴らしいものでした。
コロナの影響で予約制になっているようですので、ご注意ください。
10位 醍醐寺 弁天堂
醍醐寺の境内は3つのエリア上醍醐・下醍醐・三宝院に分かれており、弁天堂は、五重塔や観音堂など建物が多い「下醍醐」にあります。
弁天堂は、醍醐寺の中でも紅葉の名所として知られています。
弁天池に映りこむ紅葉が鮮やかで美しく、思わず見入ってしまいます。
弁天池の周りを散策できるので、紅葉シーズンはぜひとも朱塗りの2つの弁天堂(池にも映っているので)を見に行きたいですね。
11位 伏見 十石舟
伏見の名所のひとつ 十石舟。
ちなみに団体用に三十石舟があるようです。「三十石」という上方落語があるのをご存知でしょうか?三十石舟の船上を舞台のお話です。主人公2人が京都からの帰りに、伏見街道を下り、寺田屋の浜から夜舟に乗り、大阪へ帰るまでの騒動が語られます。
動画などで落語を見ることができますので、ぜひとも見てから舟に乗ってみたものですね。
次回は京都府(京都市以外)編です。お楽しみに♪
インスタのお写真を掲載させていただいた皆さま、ご協力ありがとうございました。