これは、1杯目を飲む前からいい気分になっている私の写真である。この1杯目をガっと飲んだせいで一気にお酒が回って大変だったのだが、それにしても料理が美味しかった。特に1品目に出てきたピロシキはアツアツ、サクサク、ジューシーでとても美味しく(そしてビールによく合い)、夫にも好評だった。お酒も、ビール数種類とお店オリジナルのカクテルなどがあり、全種類は飲めなかったがどれもおいしかった。刻々と夜に向かっていく京都の空を眺めながら楽しくお酒を飲む時間はなんとも贅沢で、この夏またどこかのビアガーデンに行こうと強く思った。もちろん浴衣で。

 

まとめと、ちょっとアドバイス

この記事で私が伝えたかったのは次の3点である。①夏らしさを満喫するには浴衣が一番 ②支度時間には余裕を持とう ③きっちり予定を立てなくても大丈夫

特に②に関しては、浴衣を着慣れていない人には、自分が思う支度時間+1時間くらいのイメージで時間を取るのがいいと思う。「全部着終わってから衿合わせが左右逆なことに気づき、やり直しになる」「なんか変、と思って直しているうちに収拾がつかなくなる」というようなことは初心者あるあるだ。また、初心者の人にこそ、帯は絹素材のものを選ぶことをお勧めする。ポリエステルの安価でかわいい帯はたくさん流通しているが、緩みやすくどうしても伊達締めが見えてきてしまう(この問題点の攻略法を見つけるのが私のこの夏の課題)し、綿の帯もきれいに締めるのにちょっとコツが要る。その点絹の帯はそういった心配が全くなく、快適な1日を過ごせること請け合いである。特に写真のような、博多織の使い込まれてくたっとした帯は、本当に扱いやすいのでオススメだ。「なんか古くさ…」と思った人も、締めてみるとかっこいいので、だまされたと思って手に取ってみてほしい。

さあ、ここまで読んだらもうすっかり浴衣の気分でしょう。全身で、京都の暑い夏を堪能しようではないか。

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この記事を書いたKLKライター

きものライター
千賀 佳織

青森県出身。母の実家が小さい呉服店であったことから、幼少期よりなんとなく着物に興味をもつ。実家が裕福でなく、実際に着物を着る機会はほとんどなかったため、着物愛をこじらせて、新卒で関西ローカルチェーンの呉服店に就職。仕事自体は楽しかったものの、理想と現実のギャップに悩んで心を病み、一年で退職。その後は京都に移り住み、自由気ままに着物と触れ合う日々を送っている。

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青森県出身。母の実家が小さい呉服店であったことから、幼少期よりなんとなく着物に興味をもつ。実家が裕福でなく、実際に着物を着る機会はほとんどなかったため、着物愛をこじらせて、新卒で関西ローカルチェーンの呉服店に就職。仕事自体は楽しかったものの、理想と現実のギャップに悩んで心を病み、一年で退職。その後は京都に移り住み、自由気ままに着物と触れ合う日々を送っている。

|きものライター|着物/移住/天神市

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