最後に

「さるや」を運営されている古田社長のお話をお伺いして思ったのは、とても下鴨神社を愛されているんだなぁということです。ただのお茶屋ではなく「下鴨神社にふさわしい場」であることを古田社長自らが実践し、神社に関わっておられます。運営している多店舗も、糺の森にたたずむ「さるや」のような雰囲気であってほしいと願われていて、なんと下鴨神社にふさわしい方かと感じました。
「さるや」は私も初詣帰りや夏場の避暑などでたびたび利用していたのですが、神社に溶け込んでいてとても落ち着ける場所でした。目立ちすぎず神社になじんでいます。なので今回の取材で2011年にできたと知り「そんな最近だったっけ!?」と驚いたくらいです。私が生まれる前からあると信じ込んでいました。
「さるや」が江戸時代から時を超えて復興したことが知れて嬉しいです。

京都は素敵な街で、観光の方もたくさん来られます。京都のさまざまな仕事の方にお話を聞くと、京都に対する想いや信念をそれぞれにお持ちで、いつも心を動かされます。素敵な街「京都」は素敵な人たちが作り上げているのです。「さるや」もまさにそのような存在です。
京都では、さりげないお店にもたくさんの歴史とドラマがあります。京都観光の際はぜひそのような背景も楽しんでくださいね!

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