今宮神社のあれこれ -今でも地域の守り神-
絵馬舎 寛政12年(1800年)建立。登録有形文化財である。
内外に多数の絵馬を掲げ、当社の庶民信仰の様相を伝える。
海北派の絵馬が多いが、木馬(神馬)も祀られている。
腰掛けられる長椅子があり、くつろげる空間である。京都にこんな神社空間があり、人気のスポットである。
名物[あぶり餅]
東門前に向かい合って昔ながらのあぶり餅の「一和」「かざりや」
という二軒の茶屋がある。
指先でちぎった餅片を竹串の先に刺し炭火であぶって白味噌で食べる。
「一和」の店内に深さ約5ⅿの井戸が現存し、応仁の乱で被災した人々を救ったと伝わる。
桜並木
今宮神社の西隣にある「今宮児童公園」の約150ⅿの桜並木。
地域の住民の皆さんが、清掃活動をされ美しく整備されている。
今宮神社を訪れて見ると都会の喧騒を忘れ、神様と向かい合いそっと自分を振りかえられる。得難い場所でもある
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橋本 楯夫
昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
得意分野は「怖い話」。
全国連合退職校長会近畿地区協議会会長。
|自称まちの歴史愛好家|北野天満宮/今宮神社/千本通/明智光秀/怖い話
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