
京の銅像・石像など2 -今も都を見守っている-
京都には、多くの銅像があります。京で活躍した先人の銅像を巡ってみませんか?
前回に引き続き、今回は、東山からスタートです。
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▶︎前回 京の銅像・石像など -今も都を見守っている-
④東山
高山彦九郎…三条大橋東詰
江戸時代後期の尊皇思想家である。皇居を遥拝する姿が土下座しているようで、京都の待ち合わせスポットの一つとして認知されている。
三島由紀夫が強い関心を持っていたことで知られている。
阿国…四条大橋東詰
安土桃山時代の女性芸能者。
出雲阿国の名で知られ、ややこ踊りを基にしてかぶき踊りを創始した。このかぶき踊りが様々な変遷を得て、現在の歌舞伎ができあがった。
義経と弁慶…五条大橋西詰
弁慶は京都の五条大橋で源義経と出会い、最後まで献身的に仕え、ここに石像が建造された。平安京の五条橋は現在の松原橋であり、豊臣秀吉の都市大改造で現在の場所に変更された。
ワグネル…府立図書館北側
ドイツ出身のお雇い外国人。明治時代日本での化学工業に大きな功績を残した。大学で教鞭をとり、京都舎密局(せいみきょく)では、陶磁器、七宝、ガラスなどの製造を指導した。
源氏の君と紫の上…みやこめっせの前
紫の上は、「源氏物語」の登場人物。
光源氏の妻のひとりで、容姿とともに知性、性格なども最高級の女性として描かれている。
坂本龍馬、中岡慎太郎…円山公園


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昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
得意分野は「怖い話」。
全国連合退職校長会近畿地区協議会会長。
|自称まちの歴史愛好家|北野天満宮/今宮神社/千本通/明智光秀/怖い話
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