胡蝶侘助椿

胡蝶侘助椿

(こちょうわびすけつばき)

3.三玄院

天正17年(1589)浅野幸長・石田三成・森忠政(蘭丸の弟)が創建した。石田三成・森忠政・薮内剣仲・古田織部の墓が祀られている。
石田三成の墓地を整備した際に頭骨などが見つかり、それを基に顔が再現された。

石田三成の墓碑

石田三成の墓碑

4.真珠庵

とんちで有名な一休禅師を開祖とする。方丈に一休和尚の像(重文)を安置。襖絵「山水図」「花鳥図」は、現存する襖絵では最古といわれる。
庭園(史跡・名勝)茶室庭玉軒(重文)があり、通仙院(重文)庫裏(重文)等、絵画、墨蹟等多くの重要文化財を保持している。

5.大仙院

特別名勝の枯山水の庭園

特別名勝の枯山水の庭園

室町時代作庭の枯山水庭園は、国の特別名勝に指定されている。
近江の国守護の六角氏ゆかりの寺院である。
豪快な説法で知られる名物和尚が住職を務めていて人気がある。

6.芳春院

加賀百万石の祖・前田利家の夫人・まつが建立し、前田家の菩提寺とした。芳春院はまつの法名。本堂背後に建つ2層の楼閣建築・昭堂(呑湖閣)は、金閣・銀閣・飛雲閣と並び京の四閣と称されている。呑湖とは比叡山の向こうの琵琶湖を飲むという意味。松子、利長、利常の前田家霊屋がある。

2層の楼閣建築・呑湖閣

2層の楼閣建築・呑湖閣

7.聚光院

戦国時代の初めに大活躍した武将・三好長慶の菩提を弔うために永禄9年(1566)に三好義嗣が建立した。聚光院の名は長慶の院号よりつけられたものである。
境内南側の墓所には利休の墓と、三千家(表千家、裏千家、武者小路千家)一族の墓がある。

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この記事を書いたKLKライター

自称まちの歴史愛好家
橋本 楯夫

 
昭和19年京都市北区生まれ。
理科の中学校教諭として勤めながら、まちの歴史を研究し続ける。
得意分野は「怖い話」。
全国連合退職校長会近畿地区協議会会長。

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