筆者撮影

紅葉が彩る往生極楽院。

筆者撮影

建物に絡みつくように枝を茂らせる紅葉。見事です。
往生極楽院は平安末期(12世紀)の創建だそうですが、江戸時代に大改修を受けています。重要文化財指定。中には国宝 阿弥陀三尊像が安置されています。
(仏像は撮影禁止)

境内はさらに奥へ続いていきます。
往生極楽院から坂を上がっていくとたどり着くのが観音堂です。

筆者撮影

観音堂の脇には、比較的新しい庭園があります。
1997年完成 中根庭園研究所の手による二十五菩薩慈眼の庭。

筆者撮影

東屋から眺めれば、額縁景観を楽しむことが出来ます。

筆者撮影

最後にご紹介したいのは「わらべ地蔵」。
往生極楽院の南側にたたずむ、可愛らしい石のお地蔵さんです。

杉村孝・作
筆者撮影

杉村孝・作
筆者撮影

苔に包まれて、すっかり庭の一部のようになっています。
愛らしい表情で参拝者の人気を集める石仏さんです。

大原の紅葉は京都市街地と比べると1週間~10日ほど早め。
11月中旬ころを目安に訪問すると良いかと思います。


参照
三千院公式ホームページ
中根庭園研究所公式ホームページ 

京都山城 寺院神社大辞典 平凡社
Twitter Facebook

この記事を書いたKLKライター

写真家
三宅 徹

 
写真家。
京都の風景と祭事を中心に、その伝統と文化を捉えるべく撮影している。
やすらい祭の学区に生まれ、葵祭の学区に育つ。
いちど京都を出たことで地元の魅力に目覚め、友人に各地の名所やそれにまつわる歴史、逸話を紹介しているうち、必要にかられて写真の撮影を始める。
SNSなどで公開していた作品が出版社などの目に止まり、書籍や観光誌の写真担当に起用されることになる。
最近は写真撮影に加えて、撮影技法や京都の歴史などに関する講演会やコラム提供も行っている。

主な実績
京都観光Navi(京都市観光協会公式HP) 「京都四大行事」コーナー ほか
しかけにときめく「京都名庭園」(著者 烏賀陽百合 誠文堂新光社)
しかけに感動する「京都名庭園」(同上)
いちどは行ってみたい京都「絶景庭園」(著者 烏賀陽百合 光文社知恵の森文庫)
阪急電鉄 車内紙「TOKK」2018年11月15日号 表紙 他
京都の中のドイツ 青地伯水編 春風社
ほか、雑誌、書籍、ホームページへの写真提供多数。

記事一覧
  

関連するキーワード

三宅 徹

 
写真家。
京都の風景と祭事を中心に、その伝統と文化を捉えるべく撮影している。
やすらい祭の学区に生まれ、葵祭の学区に育つ。
いちど京都を出たことで地元の魅力に目覚め、友人に各地の名所やそれにまつわる歴史、逸話を紹介しているうち、必要にかられて写真の撮影を始める。
SNSなどで公開していた作品が出版社などの目に止まり、書籍や観光誌の写真担当に起用されることになる。
最近は写真撮影に加えて、撮影技法や京都の歴史などに関する講演会やコラム提供も行っている。

主な実績
京都観光Navi(京都市観光協会公式HP) 「京都四大行事」コーナー ほか
しかけにときめく「京都名庭園」(著者 烏賀陽百合 誠文堂新光社)
しかけに感動する「京都名庭園」(同上)
いちどは行ってみたい京都「絶景庭園」(著者 烏賀陽百合 光文社知恵の森文庫)
阪急電鉄 車内紙「TOKK」2018年11月15日号 表紙 他
京都の中のドイツ 青地伯水編 春風社
ほか、雑誌、書籍、ホームページへの写真提供多数。

|写真家|祇園祭/桜/能/光秀/信長/歴史

アクセスランキング

人気のある記事ランキング